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【大江山 若女将聖子の酒楽日記】能登半島松波酒造から


大江山の若女将聖子がお届けする能登の旬な情報
by skinshichi
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松波の秋祭り 昔はぼんころやま祭りと呼ばれていました

 今日は秋晴れ、そして我町松波の秋祭りです。私が小学生の頃は規模が大きく、ヨバレはありませんが通称「ぼんころやま」という曳山があり、獅子舞・天狗があり、チンドンヤも登場し、子供は「きゃあらげ」という踊り子? (衣装を着て各家を訪問し唄い踊る、そしておやつや金一封を頂く)となっていました。 今は神社のお神輿が氏子と共に周って神様を入れるのと天狗(本日2名)だけが残っています。 少子化と人口の減少と平日はなかなか人出が集まらない事もあるのでしょう。
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 けれど、お神酒やお魚などの用意もあるのでちょっとそわそわ。鯛が揚がらなかったので甘鯛をささげました。
 13:00からお神輿が動き始めました。私の家には16:00くらいに到着。ちょうど観光客の御夫婦が来店されていて、一緒に様子を見ていただきました。近づくにつれて太鼓の「デンデンデンコデン」の音が聞こえるのです。

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 お客様も珠洲市のお祭りを見てからこちらに立ち寄ったのでしたが「5分違えば見れなかったね。よかった。」と、楽しまれたようです。
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 天狗は昔はもっといました。そしてすんごい怖かったのです。町内の順番がありおじさんが扮装しているのは薄々子供心にも分かっていました。 手には先にピラピラ紙を竹の先につけたものを持っています。隙を突いてこの紙をビリッとゲットする事が勇者でした。その行為は天狗に怒られるのですごく面白いものなのです。
 けれど、今日の天狗はピラピラ紙が綺麗に残っていて、あの頃の風景がないのだな~っとちょっと淋しく思いました。 お向かいのおばちゃんが「昔の子供がもろてくわ~」っと大きな塊をちぎって行ったのでちょっぴりうれしかったです。
by skinshichi | 2005-09-15 20:03 | 能登のまつり

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